忙しい人へのアシスタント/個人秘書雇用のススメ~ その1

時間を生み出すバーチャルスタッフ 〜忙しい人へのアシスタント/個人秘書雇用のススメ〜 その1

時間、自由に使えていますか?

休日や深夜も働かなければいけない。顧客からのプレッシャーが強い。緊急の仕事が多い。心身に余裕が持てない日々が続くことで、家族と過ごしたり自由に使える時間が確保できないといったストレスを抱えることはないでしょうか?

こういった問題を解決する方法の1つとして、他人に仕事を任せるという手段があります。クラウドソーシングはおろか、いままで人を雇用した経験がない方も、雇用して上手くいかなかった方も必見!「バーチャルスタッフ」に関する情報を2回に渡ってお伝えしていきます。


仕事でプライベートが危うくなる!?


鮮明に覚えています。今から7,8年前、ビジネスを立ち上げて間もない頃の話です。ロンドンにいる私は、日本にいる弟の結婚式へ出席することになっていました。しかしながら、仕事でクライアントからの「最後の手直し」を何度も繰り返し受けているうちに夜が明けてしまい、なかなか発てない状況に追いやられていました。

やっとの思いで仕事を終え、ロンドンから日本への飛行機に乗るためにヒースロー空港にかけつけたのが、離陸45分前 だったのです(普通は2-3時間前のチェックインですよね)。あと5分でも遅れていたら弟の結婚式に間に合わなかったでしょう。ちなみに、クライアントは、私がその日の朝に弟の結婚式に向かうことを十分に知っていたのですが……。


自営業や中小企業の悩み


私が体験したようなことは、皆さんもご経験があると思います。クライアントのために、なんとかしたいという思いが、気がつくと自分の首を絞めてしまっている。自営業や小さな会社には、よくある悩みです。それを防ぐためには、うまく人の助けを借りることが必要です。

「そんなことはわかっている」という声が聞こえてきそうです。人を雇うのにはたしかにリスクがありますよね。いきなり正社員雇用となると費用的にも難しく、アルバイトも学生だと昼間は学校があるため、こちらが必要とする時間にいないこともある。だから、どうしても乗り気になれない。

そういった悩みをお持ちの方は、フリーランスでアシスタント業務や秘書業務などのお仕事をしている人をバーチャルスタッフとして雇用してみるのはどうでしょうか?


個人秘書などのバーチャルスタッフは時間を生み出す


バーチャルスタッフを雇うメリットのひとつは、個人であれ企業であれ、「自分や会社にとって最も重要な仕事」に時間と気力を最大限費やせるようになることです。

しかし、せっかくバーチャルスタッフを雇っても、その結果として自分が使える時間と気力が増えなければあまり意味がありません。そのため、雇う前に、どのような人材にどのような仕事を依頼するのが自分にとって最も有効か、あらかじめきちんと考えることが大切です。

これはわかっていても以外と難しいことです。それでは他人に任せたほう良い仕事とはどのようなものでしょうか? 皆さんの性格や立場、スキル、役職(求められる結果)、業務内容、社風、チーム力などによって考え方や答えは異なります。そのため、最終的な「答え」は1つではありませんが、答えを見つけるための「ヒント」をお伝えすることはできます。


バーチャルスタッフ用人材紹介会社の経営者に学ぶ


Virtual Freedom クリス・ダッカー著私の愛読書でもある、『Virtual Freedom』は、バーチャルスタッフフィアンダー(Virtual Staff Finder)社というバーチャルスタッフ用人材紹介会社を経営している英国人起業家のクリス・ダッカー氏 の2014年の著作です。この本の中にヒントが隠されています。

クリス氏自身、様々な仕事や責任を抱え過ぎたことで、燃え尽き症候群に陥った体験をしました。それを他の人に繰り返してほしくないために、本の中で「時間のない現代人が、自己スキルを最大限発揮し続けるためには、個人秘書のようなバーチャルスタッフに仕事をもっと任せられる(デリゲートできる) ようになることが必要だ」と述べています。また、それによって、重要な仕事にもっと力と時間を注ぐことが可能となり、今までよりも良い結果が出やすくなるとも論じています。

この本の日本語版は現時点では出版予定の段階ですが、読み進めていくと私もよく使用している「The 3 lists to freedom」という方法が紹介されています。次回のブログでは、クリス氏が『Virtual Freedom』の中で紹介している「The 3 lists to freedom」を時間のない日本人向けに私がアレンジしたエクササイズを紹介していきます。

 

また、おすすめ集 (本、Podcast、TED)のページでも紹介していますが、クリス氏は、バーチャルスタッフを雇用してみたいという起業家向けに、本と同じタイトルのVirtual Freedomというポッドキャスト(無料)も制作しています。興味がある方は、英語の勉強がてらこちらのページからぜひ聞いてみてください。

 

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