テレワーク ヨーロッパの旅

テレワーク ヨーロッパの旅

幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない。

米国の政治家・実業家、ロイ・M・グッドマン氏の言葉より

 

9月のMicrosoftのテレワーク週間や、11月に始まった総務省のテレワーク月間などもあり、バーチャルで働くことばかり考えている毎日。それなら今回の休暇は、テレワークと掛け合わせた旅の仕方(テレワークの旅)にチャレンジしてみようと思い立ちました。

 

ずばり結論から先に言うと、今回の旅では、「 テレワーク の旅」のために必要な「 4つの重要なポイント 」を発見しました。

1. ひとり旅にしよう。(周りがリラックスしたいのに一人だけ仕事をやっているのはトラブルの原因。同行者をイライラさせてしまうことも。)

2. 仕事がうまく進んだら「ラッキー!」と思おう。(旅先にはハプニングがつきもの。ホテルの部屋が落ち着かない、急な予定変更、Wi-Fiがつながらない、などなど。仕事の邪魔が入るたびにイライラしていたら、何のために旅をしているのかわからなくなってしまう。)

3. オフラインでできる仕事を準備しておこう。(資料・本・オーディオブック・アイディアノートなどを持ち歩き、待ち時間、移動時間、インターネットが使えない時間をフル活用しよう。)

4. 最低1日は、仕事せず思いっきり楽しもう。(長旅の場合、1週間に少なくとも1日はパソコンや携帯をオフに。仕事を完全に忘れよう。)

テレワークの旅2015 インフォグラフィック

さて、実際のところは? ということで今回のブログでは、「テレワークの旅」の日程や仕事の様子、困ったこと、使用したサイトなどを紹介します。


10月4日-10日 ギリシャ(パロス島ミコノス島~エーゲ海の島々

4日 – 日付が変わった頃に家を出発。ロンドンのバスターミナル(朝3:00)やガトウィック空港のカフェ(朝4:30)で、Periscopeツイキャスを使ったライブ動画配信の実験を行う。

*Periscopeの集客力の凄さを実感。しかし日本人の利用者は皆無であることも判明。ツイキャスに慣れることを今回の旅の目標の一つに加える。

ミコノス島にてフェリーを待つ3時間、オーディオブックを聞きつつビジネス計画を立案。初日から、好調な滑り出し。

ホテルチェックイン後、プールサイドのWi-Fiを使い、ロンドンとスカイプで打ち合わせ。問題なく完了。

5日-6日 – Wi-Fiに関しては、部屋での接続状況は悪いものの、プールサイドでは非常に安定していたので10:00-14:30はそこで仕事。その後プールでリラックス、読書、近くの町に食事しに出かけるなど、旅を満喫。

夕焼けとテレワーク
夕焼けとテレワーク

ロンドンとスカイプミーティング

ちょうどいい天気

ちょうどよかったパロス島の天気

4日間お世話になったテレワークスペース

4日間お世話になったテレワークスペース(パロス島)

午前中はプールサイドでテレワーク

午前中はプールサイドでテレワーク

場所も違うと新しいアイディアが出やすくなる

場所も違うとアイディアが出やすくなる?

ミコノス

眺めは良いが、WiFiが困ったミコノスのホテル

夕焼けとテレワーク ちょうどいい天気 4日間お世話になったテレワークスペース 午前中はプールサイドでテレワーク 場所も違うと新しいアイディアが出やすくなる ミコノス

7日- 完全オフ。15ユーロで借りたミニバイクでパロス島をくまなく冒険。

8日 – ミコノス島へ移動。フェリーで移動中の時間は仕事に使い、それ以外は観光や食べ歩きに専念。

9日 – ミコノス島でもミニバイクを借り、朝から島中を探索。夕方は、ホテルでテレワーク予定。しかしいいホテルだった割にはWi-Fiが非常に繋がりにくく、相当の時間が無駄に。インターネットが使えない時の準備が大切だと実感。以降オフラインの仕事を毎日準備し、Wi-Fiに振り回されないように心がける。

10日-12日 イタリア(ミラノ~2015年5月1日から10月31日までミラノ万博を開催

10日- ミコノスからミラノへの移動日。空港と飛行機の中でできる仕事を準備。Webサイトの原稿作成、依頼されていた講演の立案をして過ごす。ミラノの宿泊は、airbnbを利用し、劇団の経営者の方のお宅にお世話になる。多少気を使うものの、親切な人で、ミラノやイタリアの話で盛り上がる。Wi-Fiも快適だった。

11日 – 完全オフ。ミラノ万博と市内散策。

12日- 電車でスイスに向かうため、朝9時出発。その前に3度目のツイキャスを実施するも、今一つ感触がつかめない。

空港でテレワーク
空港でテレワーク

空港でテレワーク

飛行機でテレワーク

飛行機でテレワーク

ミラノの路面電車に日本の全面広告

ミラノの路面電車に日本の全面広告

とっても快適なイタリアの鉄道

とっても快適なイタリアの鉄道

明るくて静か。テレワーク向き。

明るくて静か。テレワーク向き。

空港でテレワーク 飛行機でテレワーク ミラノの路面電車に日本の全面広告 とっても快適なイタリアの鉄道 明るくて静か。テレワーク向き。

12日-14日  スイス(チューリッヒ~「英語の通用度」は桁違い

12日 – 絶景が楽しめるベルニナ鉄道などを乗り継ぎ、チューリッヒまで約10時間の旅。そのため、オフラインの仕事を十分に準備し、念のためスマホの予備バッテリーも充電。ヨーロッパの鉄道はテーブルが広く、パソコンを開いて仕事しやすい。Webサイトの原稿を書きながら、ゆっくり流れていくアルプスの景色を楽しむ。 チューリッヒの宿はアクセスはいいが、飲屋街に近い安宿だったため、落ち着かない。部屋の雰囲気が悪いが、館内のWi-Fi環境はよく、ホテルのレストランを仕事場にする。

箱根登山鉄道と姉妹鉄道だったなんて
箱根登山鉄道と姉妹鉄道だったなんて

箱根登山鉄道と姉妹鉄道だったなんて

ベルニア鉄道

こんな環境で仕事ができるなんて幸せ。

景色を楽しみながら、仕事も休み休み

景色を楽しみながら、仕事も休み休み

時速20kmでアルプスを上がっていくベルニア鉄道

時速20kmでアルプスを登る

世界一贅沢な仕事場

今、世界一贅沢な仕事場かも。

ベルニア鉄道最高地点通過

ベルニア鉄道最高地点通過。

氷河を眺めながらテレワーク

氷河を眺めながらテレワーク

電車の待ち時間も有意義に

電車の待ち時間も有意義に

チューリッヒ湖の水上バスで景色を楽しみながらテレワーク

チューリッヒ湖の水上バスを楽しみながらテレワーク

チューリッヒで見つけた勉強会 (Startup Grind)

チューリッヒで見つけた勉強会 (Startup Grind)

箱根登山鉄道と姉妹鉄道だったなんて ベルニア鉄道 景色を楽しみながら、仕事も休み休み 時速20kmでアルプスを上がっていくベルニア鉄道 世界一贅沢な仕事場 ベルニア鉄道最高地点通過 氷河を眺めながらテレワーク 電車の待ち時間も有意義に チューリッヒ湖の水上バスで景色を楽しみながらテレワーク チューリッヒで見つけた勉強会 (Startup Grind)

13日 – スイスに来たからにはトレッキング。駅の案内所でチューリッヒ一日周遊パスを購入。近くの山まで電車で行き、トレッキング後、ロープウェイと電車で戻り、チューリッヒ湖の入り口を水上バスで一周。夜は、Meetup.com で見つけた起業イベント Startup Grind に参加し、チューリッヒ在住の起業家たちとネットワーキング。

14日 – ドイツのハイデルベルグに電車で移動するため朝10:00に出発。出発前に4度目のツイキャス実験。今回はコラボ配信にも参加し少しわかった気がした。ドイツへの列車は仕事優先を考え、一等車両の切符を購入。しかし列車の故障で、3回も乗り換えることになり、あまり落ち着いて仕事ができず残念。

14日-16日  ドイツ(ハイデルベルグ~熊本市と姉妹都市

14日 – ハイデルベルグ到着後、早速ホテルにチェックイン。Wi-Fiに接続し、溜まった仕事を、と思いきや、何度パスワードを入れても繋がらない… ホテルスタッフが不在の時間帯で電話連絡では解決まで時間がかかりそうだったので潔く諦め、旧市街を探索することに。

15日 – 早朝、ホテルの前のマクドナルドにて朝食、そしてWi-Fiに接続し、仕事もこなす。この日仕事はオフの予定だったが、昨日オンラインの仕事ができなかったため、パソコンを携帯し仕事と観光を交互に行いながら旧市街を探索。深夜、再度マクドナルドのお世話になった後は、バーに繰り出し、ビール片手にノートパソコンを開いてみる。

16日 – フランクフルトからブリュッセル経由でロンドンまで。今日が最終日。いきなり電車が30分も遅れるアクシデント。フランクフルトで乗り換え時間5分しかない中、ドイツの超高速鉄道ICE(時速300km)に乗車成功!日本の新幹線と変わらない快適さで、仕事もはかどる。ブリュッセル駅構内のフリッツ屋(揚げ物屋)で昼食を済ました後、ベルギービール(Leffe)も堪能、ユーロスターに無事に乗りかえる。ドーバー海峡下のユーロトンネルに入った後、急に睡魔に襲われ、気付いたらロンドン到着。

テレワーク仲間
テレワーク仲間

あっ、テレワーク仲間発見! (さすがドイツ)

Wifiも繋がるし美味しいドイツのマック

WiFiも繋がるし、おいしそうなドイツのマック

朝からマックに助けられた

ホテルのWiFiが使えなく、朝からマックに助けられた。

ハイデルベルグ

ハイデルベルグを探索しながら、wifiの繋がるカフェで仕事したり。

閉店時間までテレワーク

閉店時間までテレワークさせて頂き、感謝。

ドイツの超高速鉄道 ICE (ドイツ→ベルギー)

ドイツの超高速鉄道 ICE

近未来的な駅通過

近未来的な駅通過中(ベルギーの近くかな?)

ドーバー海峡の海底でテレワーク(ユーロスター)

ドーバー海峡の海底でテレワーク

テレワーク仲間 Wifiも繋がるし美味しいドイツのマック 朝からマックに助けられた ハイデルベルグ 閉店時間までテレワーク ドイツの超高速鉄道 ICE (ドイツ→ベルギー) 近未来的な駅通過 ドーバー海峡の海底でテレワーク(ユーロスター)

総括

ほぼ、2週間のテレワークの旅でしたが、仕事を1日に2,3時間に限定すれば、「休暇」も「仕事」をうまく両立させることは可能だと感じました。

ちなみに一番仕事がはかどったのは、パロス島です。理由としては

  • Wi-Fiが安定していた
  • 滞在時間が長く場所に慣れた
  • 島の時間の流れがゆっくりしていた

といったことがあげられます。中でも島がゆったりとした雰囲気であったということが、焦らず仕事に集中できたということにつながり、効率が良かったのではないでしょうか。

また旅の途中で滞在地が変わると、そのたびに新しい場所に適応する必要があるため、それが若干ストレスとなってしまいます。場所という観点から見てみると、テレワークの旅に一番向いているのは、以前に滞在したことがある、お気に入りの都市・町・村やホテルだと感じました。

冒頭で、「幸せとは旅の仕方であって、行き先のことではない。」というロイ・M・グッドマン氏の言葉を紹介しましたが、テレワークの旅では、行き先も考慮した方がよさそうです。

次は、パロス島のホテルで2週間のテレワークもいいかもしれないと思っていますが、皆さんのテレワークの旅の舞台はどこでしょう?


今回の旅で使った予約サイト

宿泊先の予約

Booking.com / Hotels.com / Airbnb

鉄道の予約

・ チュラノ(Tirano)→クー(Chur)     ベルニナ急行公式サイト

・クー(Chur) →チューリッヒ     スイス連邦鉄道

・チューリッヒ → ハイデルベルグ / フランクフルト→ロンドン     ドイツ鉄道(日本語ページ英語ページ*チケット購入ページは英語)

飛行機の予約

・ロンドン→ミコノス島(ギリシャ) →ミラノ(イタリア)     Easyjet

ギリシャのフェリーの予約

・ミコノス島→パロス島→ミコノス島     Hellenic Seaways

現地で調達−

ミラノ→チュラノ / ハイデルベルグ→フランクフルトの電車、チューリッヒの一日周遊券は、それぞれ、ミラノ、ハイデルベルグ、チューリッヒの駅の窓口で購入。

ミラノの地下鉄、空港からミラノ市内までのバス、タクシー、レンタルのミニバイクなども現地調達。